ハワイは8月に入ってから、高額帯のコンドミニアム物件の市場の動きが継続され、市場価格は安定して上昇を続けております。
依然、米国本土からの観光客や長期滞在者では8月下旬から落ち着きを見せ始めており、9月13日からオアフ島内において、ワクチンパスポートの一部試験的導入を始めるなど、経済や旅行業の復活にむけては手探りの状況です。
2021年8月度オアフ島不動産市況月次レポートをまとめさせていただきました。先月のハワイ(オアフ島)不動産市況も、過去最高記録が更新されるほど大変な活況が続いております。
8月度の市況報告、注目すべきはコンドミニアム・タウンハウスの市場価格の上昇傾向が継続となっている特徴です。
2021年8月のオアフ島コンドミニアムの市場動向は、成約件数が675件前年同月比で65%増、中間価格は$500,000と過去最高値を更新。市場在庫件数も1596件と過去最低値の件数となりました。
戸建マーケットは在庫が少ない状況が続いており、中間価格で$1,050,000と初めて$1,000,000の大台を超え過去最高を更新ました。売出から成約までの所要日数は先月とほぼ同じで9日間、ほぼ1週間で成約に至る状況が続いています。
今回のハワイ不動産市況速報の動画は初の試み遠隔でのレポート報告スタイルとなります。上がり続けている市況の状況を考察すべく、過去5年間の成約所要日数中央値推移、過去10年間の売り出し物件在庫件数の推移、中間価格成約単価の推移をMLS上のデータを活用して出して解説しております。独自の分析も交えて詳細をわかりやすく説明しておりますのでぜひご覧下さい。
〜今回のトピック〜
今日のテーマは 「またもオアフ島コンドミニアム&戸建過去最高値更新!ハワイ不動産市況速報2021年8月」です。
2021年8月ハワイ不動産市況は、コンドミニアム、戸建の市場共に前月に引き続き過去最高の中間価格を更新した結果となりました。
ホノルル不動産協会の速報レポートを考察し、ハワイ不動産の「最新」市場動向について、成約件数、成約に至る日数、市場物件在庫数、中間価格の推移などの実際のデータを用いて、わかりやすく解説していきます。
コンドミニアム市場も直近3カ月継続して価格上昇傾向を見せており、全体的に在庫が少なく、需要が安定している傾向が目立ちます。
詳細のレポートはこちらからダウンロードください。
データ出典:Honolulu Board of Realtors (ホノルル不動産協会)
作成者:大岡 修 Osamu Ooka ILC & Swell Realty 国際仲介部門責任者 神奈川県横浜市出身、青山学院大学卒。宅地建物取引士の資格を日米で保有。2006年から某東証一部上場商社にてハワイの高級ブランドレジデンスのセールス・マーケティングに関わり、その後大手高級国際不動産仲介会社のハワイ担当を経て2012年にハワイに移住。新築プロジェクトの販売・企画から、中古物件の仲介、所有後の管理・運用まで、様々な経験と視点から徹底した顧客目線でのアドバイスを提供し続け、多くの顧客から信頼を得ている。現在はILC & Swell Realtyの仲介部門責任者として、ハワイオアフ島ノースショアに在住。趣味はサーフィンと子育てとハワイ不動産。ハワイをこよなく愛している。
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