2021年10月から徐々に引き渡しが開始するカカアコ地区ワードビレッジの新築コンドミニアム アアリイ。10月上旬より独自の視点で分析し、配信した動画を通してご紹介します。
カカアコ地区ワードビレッジで2021年に竣工のアアリイ。動画配信時まさに竣工直前の状況でした。
今日のテーマは 【ハワイ不動産賃貸市場】
竣工直前!カカアコ地区ワードビレッジの新築コンド「アアリイ」のスタジオ間取りの賃料は?」です。 2021年10月~11月に決済・引き渡しを控え、アアリイ物件購入のお客様からも賃貸市場に関する問い合わせが増加中です。確かにこのアアリイは総戸数が750戸以上あり、別荘用だけでなくスタジオ(ワンルーム)間取りを中心に賃貸運用目的で物件取得をしている日本人投資家の方も多いのです。別荘用不動産が注目されることが多いハワイ不動産ですが、皆様から最近よく質問される、「賃貸市場」について、アアリイのスタジオ間取り物件の賃料帯をどのように考察できるのか、ハワイ不動産協会のMLSのデータに基づき、検証していきます。
Dual in Hawaiiの記事内でもご紹介している「ホノルルコンドミニアムガイド2021」でもお馴染みのカカアコ地区の築浅コンドミニアム、「801サウスストリート」、「コレクション」、そして「アアリイ」の直ぐ隣に位置するワードビレッジ内のホールフーズ直結物件「アエオ」の3物件を比較対象物件としてピックアップし、成約賃料データに基づき、「アアリイ」の賃料帯についての考察しますので、参考にしてみてください。
<動画の目次>
1.「アアリイ」について
2021年10月に引渡しが開始されたばかりのカカアコ地区ワードビレッジ内の新築コンドミニアム、「アアリイ」。これまでのワードビレッジ内のコンドミニアムは高級感のある広々とした間取りタイプが主流でしたが、アアリイはコンパクトながら使い勝手のよい家具付きスタジオ間取りなどを選択できる新しいタイプを取り揃えた物件になります。共用部も充実しており、8階の共有施設フロアにはバーベキューエリア、プール、ジャグジー、パーティルーム、キッズプレーエリアなどが配置、42階にはスカイデッキも備えすべての居住者はオーシャンビューの眺望を堪能できる仕様になっています。またホールフーズも隣ブロックに位置し、利便性の高い立地に竣工しました。
アアリイの特徴の1つスタジオ間取りですが、ポディウムフロア2階から7階までにある間取りタイプ282SF(約26㎡)とタワー棟のスタジオ間取り395 SF(約37㎡)~425 SF(約39㎡)が主力タイプ。スタジオ間取りは全体でおおよそ200室ほどになります。直近では東向きのスタジオ間取り、373 SF (約35㎡)の物件が竣工、引き渡しとほぼ同時期に売り出され、売出金額:$615,000よりも高値で成約するなど今後の相場も注目です。*2021.10月末時点の情報
2.カカアコ地区内類似物件の過去成約賃料データ紹介
ここではカカアコ地区の築浅コンドミニアム、「801サウスストリート」、「コレクション」、そして「アアリイ」の直ぐ隣に位置するワードビレッジ内のホールフーズ直結物件「アエオ」の3物件を比較対象物件としてピックアップしました。
まずは2015年竣工の801サウスストリートの成約賃料データの分析です。以下はホノルル不動産協会(MLS)に記録されている2021年9月29日から1年間遡ったデータです。380sqft前後のスタジオ間取りが直近一年間で中間値月額$1,550で成約していることがわかります。
次は2016年竣工のコレクション。コレクションはスタジオ間取りが少なく直近2年間でデータを算出しました。475sqftの少し広めのスタジオ間取りが$2,000~$2,150で賃貸市場に出ております。
3番目がアアリイの隣に位置する2018年竣工のアエオ。こちらの物件は407~433sqftの間取りタイプが$2,200~$2,800(家具付き)で賃貸市場に出ております。市場に出てから2週間前後で成約に至っており、賃貸需要が高いということも考察できます。
3.Withコロナ時代のハワイ高級賃貸市場のトレンド
2021年初夏からコロナ禍の影響もありハワイではアメリカ本土からのリモートワーク需要、また移住需要が増加しております。ワードセンターにあるシェアオフィスを利用されている方も多く、Staycationなどの需要に応える利便性の高いコンドミニアムは引き続き活発に取引されるのではないでしょうか?
4.「アアリイ」スタジオ物件の賃料についての考察
5.賃貸運用時の維持費について
上記の考察からズバリ、アアリイのスタジオ間取りの賃料について、月額どのくらいで貸せるのか? 賃貸で運用して管理費や諸経費などを賄ったあと手残りはあるの?などの疑問に対して動画の中で考察しています。
尚、コンドミニアム所有にまつわる管理費についてもスタジオ間取りの場合、少額で抑えられるので維持管理コストは低めです。月額にかかってくる費用として建物管理費、その他共益費、固定資産税、保険がありますが、アアリイの「408SF」のスタジオ間取りのケーススタディを動画の中で考察しています。
動画内では、コロナウィルスのパンデミックが始まってからのハワイ不動産賃貸市場の市場賃料相場の変化、賃貸需要の変化などもご紹介しておりますのでぜひご覧ください。
<物件概要情報>
〇アアリイ
【物件概要】
所在地:987 Queen St. Honolulu Hawaii 96814
総戸数:751戸
階層:地上42階建
所有権利:所有権(フィーシンプル)
竣工予定時期:2021年末
間取り:スタジオ、1ベッドルーム、2ベッドルーム
販売価格帯:50万ドル前後~130万ドル前後
開発業者:ハワードヒューズコーポレーション
<共有施設>
バーベキューエリア、エクササイズルーム、中庭/デッキ、常駐警備員、常駐管理人、ジャクジー、 トラッシュシュート、プール、ジャグジー、パーティルーム、スカイラウンジ、キッズプレーエリア
【大岡修 (SAM)プロフィール】
東京都品川区1982年生まれ、神奈川県横浜市育ち、現在オアフ島ノースショア在住。青山学院大学経営学部経営学科卒(2006年)。上場会社商社や個人事業主として日本居住中(2006年~2012年)は、ハワイ不動産の業務経験だけでなく、国内不動産(宅地建物取引主任者資格保有)や農業関連の仕事も経験。2012年に某大手国際不動産仲介会社の駐在員としてハワイに移住し、2016年からはILC Swell リアルティの一部株主兼「国際仲介部門」責任者として従事。過去マーケティング及び販売活動に携わったハワイの新築コンドミニアム分譲案件は、トランプタワー・ワイキキ(オアフ島ワイキキ)、リッツ・カールトン・レジデンス・カパルア(マウイ島カパルア)、コオリナ・ビーチ・ヴィラ(オアフ島コオリナ)、ワン・アラモアナ(オアフ島アラモアナ)、ワードビレッジ・ワイエア/アナハ(オアフ島カカアコ)、シンフォニーホノルル(オアフ島カカアコ)、スカイ・アラモアナ ウェストタワー(オアフ 島アラモアナ)など多数。趣味はサーフィン、子育て、フォイルサーフィン(挑戦中)、柔術(挑戦中)
【佐藤賢太(KEN)プロフィール】
米国ニュージャージー州生まれ。栃木県宇都宮市で育ち現在はオアフ島のハワイカイに在住。 幼い頃からの夢がハワイに住むことで、21歳の時にハワイへ移住。 ハワイに住んでみると周りで不動産保有者、不動産に従事している方にたくさん出逢い興味を持つ。 2021年3月にハワイ不動産ライセンスを取得。 このYouTubeを通して日々勉強中。
今回ご紹介の新築コンドミニアムアアリイは売り出し物件もございます。
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